沖縄県って仕事あるの？実情を紹介
沖縄県にはどのような仕事があるのでしょうか？
職種や給料など気になる面がいくつかありますよね。
沖縄の求人についての情報をまとめてみました！
気になる人はチェックしてみて下さい。
沖縄にある仕事
沖縄で働きたいと思ったときに、まず気になるのが“どのような仕事があるのか”という点ですよね。その地域ごとにやはり職種の傾向などは変わってきます。
沖縄では観光業を始め、保育や介護、看護師などの仕事が多くあります。
国内でも観光地として人気を集める沖縄ですから、観光業のニーズはこれからも十分期待できるでしょう。
一言で「観光業」と言っても、その仕事内容はホテルなどの宿泊施設からお土産屋さんまでさまざまなのでそれだけでもいろいろなタイプの職場が見つかりますよ！
また、沖縄に限った話ではないですが、保育や介護、看護師などは全国的に不足している傾向にあります。
そのためこのあたりの職種に関しては、比較的就職先が見つけやすいものと思われます。
他にも沖縄は飲食店などが多い傾向にありますし、建築や土木といった職種の求人もそれなりに見受けられます。この辺りは他の都道府県と比べてすごく異なるわけではありませんね。
仕事の種類に関しては幅広くある印象なので、沖縄だからといってすごく偏っているなどの心配は必要ないですよ。
給料ってぶっちゃけどうなの？
仕事を探すにあたって大事なポイントとなるのが給料ですよね。
生活に直結する部分でもありますから、ここはしっかりとチェックしておきたいところです。
実は、沖縄県は給料が安いと言われています。
残念ながらこちらは厚生労働省発表のデータからもはっきりと分かる事実です。
「賃金構造基本統計調査」というのがあるのですが、それによって算出された2019年の沖縄の平均年収は約369万。
日本の首都東京が約622万だということと比べればその差は歴然です。
東京はやはり首都なだけあって他の都道府県より優れている傾向にありますが、それでも沖縄のこの数字は低いと言わざるを得ません。
都道府県別に順位付けもされていますが、沖縄は毎年最下位から数えた方がはやい、40位以下に位置づけられています。
また、給料に大きく影響する「最低賃金」ですが、こちらも令和2年の時点で沖縄が792円、東京が1,013円と大きく差が開いています。
全国加重平均額が902円であることからしても、沖縄県の給料の低さが伺えますね。年々改善されているようですが、他の都道府県と比べると劣っているというのが現状のようです。
求人票をチェックすればそれなりの条件のところもあるにはあるのですが、全体的に給料が低めであることは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
そもそも求人はあるの？正社員の仕事はあるの？
では実際、沖縄県での求人状況はどのような感じなのでしょうか？
安定のため、正社員としての仕事を求める方も少なくないと思います。
まずは最近の求人倍率（季節調整値）を見ていきましょう。
【令和2年7月の有効求人倍率】
沖縄県：0.67倍
全国：1.08倍
求人倍率とは、仕事を探している求職者1人あたりに対して何件の求人があるかを示しています。
つまりこの数値こそが、就職のしやすさの目安になるということですね。
ちなみに数値は大きいほど就職しやすいことを意味し、数値が小さいほど就職しにくいことを表わしています。
上記の有効求人倍率でいうと、沖縄県は全国的に見ても「就職しにくい」状況にあることが伺えます。
0.67という数値ですから、求職者1人あたりに対して求人が1件にも満たない状況のようですね。
ただ実際にハローワーク等で求人を検索してみると、それなりに数は出てきます。パートやアルバイトも含めれば仕事は十分にあると感じられました。
正社員に条件を絞って検索したところ、ホテルなどの観光業から、販売、製造、介護まで、幅広く募集がありましたよ。
そのような点からみても、選り好みしすぎなければ正社員の仕事を見つけることは可能なのではないかと思われます。
もちろん希望する職種というのがあると思うので、“絶対に大丈夫”とは言い切れませんし難しい部分もあるかもしれません。
ですが沖縄は全然仕事がない！というようなことはないと言っていいでしょう。
まとめ
沖縄での仕事に関しては、実際のところ求人はあるようですが、良い条件でそれなりの金額を稼ぐのは厳しいといった状況のようです。
最低賃金の問題もあり、給料の高い仕事を見つけるのが困難な傾向にありますからね。沖縄で働きたければある程度は許容していくことも必要なのかもしれません。できれば今後、少しずつ良くなることを期待したいところです。
求人の職種はそれなりにあったので、まずは自分自身でも、しっかりと求人を検索してみてはいかがでしょうか？沖縄で働きたいと思える職業が見つかるかもしれませんよ。