沖縄県本島の最北端の国頭村に新たな道の駅が誕生するのはご存知でしょうか。なんと2022年3月に沖縄で10番目の道の駅として国頭村に「やんばるパイナップルの丘・安波」がオープンとなります!国頭村にはすでに「道の駅 ゆいゆい国頭」が存在しておりますが、国頭村の道の駅としては2番目の道の駅として誕生する「やんばるパイナップルの丘・安波」。駅名がとてもユニークですね!
やんばるパイナップルの丘・安波はどのエリアにできるの?
やんばるパイナップルの丘・安波は国頭村の「安波」というエリアに誕生します。安波は国頭村の東部にある集落で、遊歩道や展望台、休憩所といった散策にも最適で全国のダムマニアからの人気も高い安波ダムをはじめ、昔ながらの沖縄の雰囲気が漂う、とても落ち着きのあるエリアです。観光地としては、マイナーなエリアかつ国頭村にはすでに「道の駅 ゆいゆい国頭」が存在していたので、安波に道の駅ができると知った時には皆さん驚いたことでしょう。
やんばるパイナップルの丘・安波が誕生する背景は?
やんばるパイナップルの丘・安波が誕生した理由としては、国頭村をはじめとした沖縄北部3村(国頭村・東村・大宜見村)が東部周遊拠点施設として、地域の活性化を図ることが目的のようです!そのことから、地域住民からの期待も高いようで、国頭村だけではなく、隣接する東村や大宜見村からも大きな注目を浴びております。
沖縄県は西高東低。沖縄東部は観光客から不人気?
観光地として沖縄が「西高東低」とも言われます。特に中部から北部にかけてはそれが顕著のように思えます。例えば、沖縄本島中北部を考えた時に西側は国道58号線を通り、リゾートホテルが立ち並ぶ恩納村を通過して名護市に入っていきますが、東側は米軍基地が面積の多くを占める金武町、観光地としてほぼ手付かずな宜野座村を通って名護市に入っていきます。
名護市より上、俗にいう「やんばるエリア」に突入してもそれは顕著で、整備された国道を海を望みながらドライブできる西側、アップダウンの激しい山道をクネクネしながら進む東側で全く景観が異なります。
今回誕生するやんばるパイナップルの丘・安波は、東側なので地域一体の観光の活性化に大きな影響があると大きな期待をされています!
やんばるパイナップルの丘・安波の観光施設は?
沖縄総合事務局によると、道の駅内の施設は、観光案内所や休憩・飲食、物販施設に加え、森林散策道や森林観察棟などを予定しているそうです。やんばるエリアの自然豊かな観光リソースを利用した新しいアクティビティも期待できますね!
まとめ
沖縄北部やんばるエリアの活性化として期待される「やんばるパイナップルの丘 安波」。誕生が楽しみですね!同エリアは世界自然遺産の登録やNHKの朝ドラ「ちむどんどん」の舞台しても大きな注目を浴びること間違いなしです。新たな道の駅が地域の皆さんに愛されること、観光振興に役立つことを願っています!