110番通報が全国最多?沖縄の治安状況について解説!

110番通報が全国最多?沖縄の治安状況について解説!

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あの歌舞伎町を持つ新宿より多い!?那覇市で鳴りまくる110番通報!

 治安の悪い地域として有名なのが、東京都新宿区にある歌舞伎町。風俗店などが立ち並び、客引きの黒服や女性のスカウトなどが多くいる地域です。また、暴力団組員同士が乱闘する事件なども起きており、治安の悪さを物語っています。

その新宿区よりも110番通報が多いのが、沖縄県那覇市でした。沖縄県の地元新聞「琉球新報」によると、2017年に那覇署が対応した110番は4万7722件にものぼり、新宿署の4万3000件を上回っていたことが分かりました。通報の内訳で最も多いのは交通関係で、特に夏休みの観光シーズンや土日に多いと発表されています。また、泥酔して路上で寝てしまう「路上寝」に関する通報も多く、車に轢かれてしまう悲しい事故も発生しています。路上寝関連の事故の割合は全国水準の5倍にものぼり、圧倒的に多い数値です。

これらのことから、新宿区とはまた違った意味で、沖縄県那覇市は治安が悪く、110番通報が多い理由が分かります。

沖縄市や北谷町に金武町、米軍が多い地域は治安も悪くなりがち?

沖縄県には、米軍だけが使用している米軍専用施設があります。沖縄本島の約15%を占めており、多くの米軍人が沖縄で生活しています。米軍がいることは沖縄県の治安にどう影響を及ぼしているのでしょうか。

沖縄市では、2020年に路上でひったくりをしたうえ、性的暴行を加えようとした事件が起こり、2021年に実刑判決が下りました。北谷町では、約十数年前に米軍絡みの事件が多発し、だんだん地元住民が離れていった地域があるといいます。今は防犯灯やパトロールなどにより、以前よりも治安は改善しているようです。しかし、北谷町では最近でも、2019年の女性殺害事件や2020年の両替所現金強盗事件などといった、米軍絡みの事件が起きているのも事実です。

金武町では、2008年に駐車していた車に銃弾がのめり込む事件、2019年に米軍の照明弾が落下する事件などが起きています。
米軍関連の事件の数は少ないとは言えず、治安が悪くなっている要因の一つと言えます。

県内で特に治安が悪いエリアをご紹介!

那覇市松山

沖縄最大の歓楽街です。居酒屋やクラブなどが多く立ち並び、夜はとても賑やかな地域です。週末の深夜は特に黒服やキャッチ、酔っ払いが多いため、一人で立ち歩くことは避けた方がよいです。

北谷町美浜

居酒屋やバー、クラブの多い地域です。近くのジャスコやアメリカンビレッジの駐車場の目立たない端の方に車を停める人が多いようですが、それはとても危険。駐車場の端の方はとても暗いため、事件に巻き込まれる可能性が高いです。

糸満市米須

沖縄屈指のサーフィンスポットです。夏冬問わず多くのサーファーで賑わっています。ここでは、車上荒らしが多発しています。観光客のレンタカーも同じように狙われます。よく車上荒らしが行われることからパトカーが巡回しているようですが、気を付けた方がよい場所です。

沖縄市空港通り(ゲート通り)

ミュージックタウン音市場から米軍基地のゲートまでつながっている通りです。この通りはバーが数多くあります。そのため、週末になると多くの米軍人が飲みに出ているようです。酔っぱらいが多いので、気を付けた方がよい場所です。

沖縄県で済むならここ!治安が良いエリアはこちら。

治安の悪い場所が多々ある沖縄ですが、危険だと言われているのは夜の時間帯がほとんどです。那覇市だと新都心と呼ばれるエリアや首里駅付近が落ち着いていておすすめです。

まとめ

沖縄県那覇市は110番通報が全国で一番多い地域です。原因として、観光客が慣れない道で運転することによる交通事故、酔っ払いが路上で寝ていることがあげられます。沖縄県は米軍基地があるということから米軍関係の事件が起きることもあり、治安が悪い場所も少なくありません。しかし、那覇市の新都心エリアのような治安のいい場所もあります。沖縄を訪れる際には、今回紹介した場所に特に気を付けて、楽しい時間を過ごしてください。

               

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